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過去の添削とアドバイス例39 大学院心理学系研究科志望理由

過去の添削とアドバイス例 39
大学院心理学系研究科志望理由

 
志望するのは、学部学科なのか大学なのか。
 大学院で臨床心理学を学びたいと思っています。
 「本研究科、専攻を選んだ理由」を300字程度で書くように指示されているのですが、これは、その大学院を選んだ理由ではなく、臨床心理学を専攻した理由を書きなさいということでしょうか?
  
志願者次第です。
 要は、あなた自身がどうなのか?ということです。
 管理人の経験上、大学(院)側の明示がない場合は、その判断を志願者側にゆだねていることが多いようです。出題が、どちらとも取れるような書き方しかしていないのなら、まさにそうです。
 今、判断をゆだねていると書きましたが、大学(院)側の立場から言えば、それは志願者自身の状況で、おのずと決まるはずのものだということです。
 「他の大学院ではなく、まさにこの大学院で学びたい」という欲求が強いとか、明確な理由があるとかいうのであればそれを書くでしょうし、「ともかく臨床心理学を学びたい。学ぶための大学院は複数あるが、この大学院もそのひとつである」という場合は、臨床心理学を学びたい理由を中心に書くでしょう。
 それがスンナリ書けない、どちらを要求されているのだろうと悩むこと自体、どちらにしても大した理由はないのだと判断されても仕方ないですね。
 あなたの場合はどうなのか、それに従って書けば良いのです。また、上記の指摘に当てはまるのだとしても、ともかく書かねばならないのですから、自分でどちらかに決めて書けば良いのです。
 もちろん、文字数の制約という問題が解決できるのなら、両方の要素を折衷して書くことも可能でしょう。

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