大学教育学部志望理由書 質問者/たくちゃん

◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/18歳 高3
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/推薦入試の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/滋賀大学
◎チェックしてほしい文章/

私の将来の夢は、小学校教諭になることである。そのために、指導力を養うことはもちろん、子どもの心情を読み取る力や個性を伸ばしていくような能力、また、子ども一人一人の性格や特性に合った指導をする能力などをつけていく必要がある。滋賀大学教育学部学校教育教員養成課程では、こうした力をつけることができると考え、志願した。
私が小学校教諭になりたいと思ったのは、小学校の時、担任の先生が理解しにくい内容の授業で紙芝居を使って、分かりやすく教えてくれたことがきっかけだ。分かりやすい授業をすることで、生徒は学習意欲が増し、勉強が楽しいと思うだろう。私は生徒がそう思ってくれるような工夫を凝らした授業をしてみたいと思うようになった。また、私は、近隣の高校の教師志望の生徒を対象とした「高校生のための学校教師未来塾」というプログラムに参加した。そこでは、教師という職業に関する知識を学んだり、実際に授業を創り、模擬授業を行ったりした。教師という仕事の喜びや大変さ、授業を創る難しさなどを知り、以前に増してよりよい授業や指導をしていきたいと思った。
私は、中学校、高等学校の6年間、陸上競技部に所属していた。また、生徒会長も経験した。部活動で厳しく辛い練習に耐えた精神力や粘り強さ、生徒会を運営してきたリーダーシップを、生徒を統率し、根気をもって生徒と向き合わなければいけない教育の現場でも生かしていきたいと考える。
この将来の夢を実行するために、自分に指導力をつけ、子どもの心理なども学ばなければならない。貴学のカリキュラムでは、教育心理学を学ぶことが出来る。これはいじめなど、教育現場における問題を解決するために必要なものであると考える。貴学では教員の数に比べ、学生の数が少ないので、深く詳しく、より親密な指導を受けられるところに惹かれた。また、教員になるためには教育実習が欠かせないが、貴学では本格的な実習を受ける3回生になる前から、教育体験プログラムで1回生でも実践経験が積める。早い段階から子どもたちとふれあう機会がたくさんあるということに魅力を感じた。
私は貴学で教育に関する専門的な知識を学び、実習などのカリキュラムを通して指導力の高い教員になりたいと思う。以上の理由で私は滋賀大学を志望する。

◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
①文章に矛盾がみられないか
②回りくどい文がないか
③説得力があるか。ないとしたらどこか。