看護師を目指す理由 質問者/LOZZ

◎質問者(文章執筆者)の性別/ 女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/ 25歳、社会人5年目
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/ 志望理由書”看護師を目指す理由”
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/ 看護学校
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/ 文の構成や流れはおかしくないか。加えるべき要素はあるか、不要な要素はあるか。

私が人の役に立つ人になりたいと思ったきっかけは、中学2年の頃、部活動や体育の授業で「LOZZは必要ない」と言われたことである。同じ頃、私は左足の外反母趾で通院することになった。医師から「酷くなれば歩くことも困難になることもある」と説明を受け、不安になる私をフォローしてくれたのは看護師だった。この時初めて私も人の心の支えになりたいと思うようになった。
6年前、母が乳癌を患い、右の乳房を全摘出した。当時私には不安な素振りは一切見せなかった母だが、入院中は看護師の献身的な態度と医師を信頼する言葉が支えになったと聞いた。また、去年右脇のリンパで癌が再発し、切除する手術を受けた後、火傷や力仕事など私生活において留意する点が起こったとき、手術後の治療の通院のために毎回付き添っていた祖母が母のことをとても心配している姿を見て、患者さんだけでなくその家族の心にも寄り添える人でありたいと思った。
自身が初めて出産を経験した時も、不安を和らげてくれたことはもちろん、すごく親身になって話を聞いてくれた。私は自然分娩で、おそらく私の骨盤に対して少し大きめの子が生まれたことで、産後は寝返りも打てないほどの腰痛に襲われた時に腰を擦ってくれたり、湿布をくれたり、骨盤を締めてくれたりと私一人のためにいろんな看護師たちが手を尽くしてくれ、歩くこともままならない私に通常は移動しなくてはいけないところを部屋で済ませられるようにもしてくれた。機転の良さと人の立場に立って行動できることに感銘を受けた。
こどもが生まれ、地域の催しに出掛けることも増えた。その中で関わる人は多く、様々な年齢の方と関わる新たなたのしさを得た。
以上の事から私は、多くの人と関わり、その温かさを大切にでき、貢献できる看護師になりたいと強く志望する。