◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/27歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/入試用の志望動機
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/大学社会人入試(夜間)
◎チェックしてほしい文章/800字の制限を37字オーバーしてしまっています
どこか削れる部分はありますでしょうか?
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/自然な段落構成になっているか
◎質問したい事柄/説得力に欠ける部分の有無・説明不足を感じさせるような部分の有無
※母子家庭の話を持ち出したのは、中学卒業後、高校に進学せずアルバイト等をして働き始めた事情を説明するためのものです。一緒に提出する履歴書の内容を補足するために書きましたが必要ないでしょうか?
以上の点、宜しくお願い致します。
●大学で経済を学ぶ事は私の夢だった。私は幼い頃から母子家庭で育ち、周りの人よりも早い段階で社会に出て働いてきた。仕事をしている中で感じた事は、やはり経済についての疑問である。金融の役割や流通の仕組み、あるいは経済現象等、いつも「なぜそうなるのか?」という疑問が浮かんでは頭から離れなかった。特に近年では2008年12月からの「100年に一度」と云われる世界的な不況があり、その影響は当時機械部品の販売の仕事をしていた私にとっても甚大であった。会社は経営不振に遭い、銀行からの借り入れや取引先企業への支払い、売上金の回収にいつも以上に神経を尖らせ、会社を持続させるための策を講じた。結果経営は持ち直したが、しかしながら私自身は何が起こっているのかも分からず、また金融の仕組みさえよく理解していなかった。そんな経験もあり、とにかく経済について本格的に学びたいと考えた。しかし、その夢を実現するのは簡単ではない。私は現在27歳。なかなか学業だけに専念出来るような状況ではなく「収入を得ながら」という事でなければ勉強を続けることは出来ないのである。貴学では、私のような事情を持つ者にも勉学の門戸が開かれている。そのため志望大学について迷う事はなかった。昼間は働き、夜間は勉学に勤しむ。これ以上ない理想的な環境だ。私の志望する経済学部・経済学科では、経済についての知識はもちろん、私達の生きるこの社会についての考察や、物事を幅広い視野で見通す目を養いたい。また、日本国内だけに関心を留まらせるのではなく、今急速に進展している国際化によって生じている問題、例えば国家間の貧富の格差、国境を越えた人や物の移動、それに伴う感染症への対応や輸出入される製品、あるいは食品の安全性等、種々の問題についても研究し理解を深めたい。卒業後は国内外に広く事業展開する企業等に就職し、貴学で学んだ事を活かして企業に貢献し、ひいては社会に貢献していきたいと考えている。以上の理由により貴学への入学を志望する。
