医学科編入試験用の志望動機 質問者/匿名

◎投稿者(文章執筆者)の性別/男性
◎投稿者(文章執筆者)の年齢・学年など/24歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/医学科編入試験用の志望動機
◎文章の提出先(学校種別や企業業界など)/医学科編入試験
◎チェック希望の文章(添削希望の文章)/
これまでの自分の学問的背景を簡潔に記した上で、将来どのような視点で医療・医学の分野で指導的役割を果たしていくかを1200字以内で記せ

中学時代から、地域の高齢者と接し、病気を治すことができる人、そして病気を予防することができる人になりたいと考えていた。様々な医療職がある中で、運動により機能回復ができる。運動指導などで自覚症状がない段階から予防的に関わることが出来るという点、また治療介入において非侵襲的であることに強く惹かれ、理学療法士を目指した。大学では基礎医学・理学療法学を学び、脳血管疾患の専門病院にて臨床場面を通じて理学療法を学んだ。病院にて機能獲得を目指して理学療法を行う中、病院で療法士として介入する範囲の狭さを再確認した。そこで退院後の生活と地域の方の健康意識を確認するため、通所・訪問リハビリテーションの両方を経験し、地域包括支援センターと共同開催した介護予防教室で講師を務めた。介護保険サービスにおいて、病院との連携が不十分なため、障害発見が遅れている。また、地域の方は医療について関心がありながらも、情報過多のために困惑している現状を知った。治療・予防方法を理解し、必要な人に提供できるようになりたいという目標は変わっておらず、療法士として介入するだけではなく、他の介入が最適と思うことも多くなった。現在は完治困難な疾患も再生医療など治療方法が増えている。病気を予防する方法としても投薬や食事療法など運動以外にも様々な選択肢がある。正しい選択をし、伝えるためには深く医学について学ぶ必要があり医学科編入を決意した。
将来は、医療と介護領域の経験を生かし、地域医療における中心的存在となれる医師を目指している。特に地方では顕著であるが、高齢化社会において医療と介護への費用増加が深刻な問題となっている。私は連携が不十分であるため、医療と介護の現場で疾患への介入方法が違い、服薬や運動指導が継続されない例や、自宅での転倒を繰り返し家族の判断で通院しなかったため重篤化した例を経験した。この現状に対応するために医療・介護をうける者と家族の疾患・治療方法の理解、重篤化しないための疾患予防・発見の更なる強化が必要である。そのため、医師が主体となり医療〜介護領域における治療・介入方法の統一化を行うことで、継続的に本人・家族へ指導が可能となる。また、通院のみではなく介護スタッフ・相談員による定期的な現状報告を医師に行うことに加えて、どのような病状や身体機能の変化があれば報告するのか具体的に取り決めを作ることで疾患発症・悪化予防を強化することができる。この案を実現するために医療介護領域を取りまとめる中心となりたいと考えている。
以上、私は上記の経験と考えを生かして、医療と介護の双方の視点から正しい医学的情報を患者と家族に伝える。また医療・介護スタッフにも現状と今後の対策について指導していく立場として、社会に貢献していきたい。

◎チェック希望の事柄・ほしいアドバイス/不自然だと思う点、疑問点となる箇所(1〜2箇所)

文字数が多く、お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。