◎質問者(文章執筆者)の性別/女性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/浪人1年
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/AO入試志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/私立4年制大学
現在、急速に進む高齢化、また日々進歩する医療技術を支える人材育成という社会的要請を背景として医療者の人手不足が深刻化している。その対策として様々な大学で看護系の学部・学科が増えている。その中で周りと横並びではなく、今後の看護を担う看護師に私はなりたい。そのためには優れた知識や技術だけではなく、学ぶ環境も重要だと考える。
私が看護師になりたいと思ったのは、幼稚園の頃である。母が看護師であったために医療が身近に感じられた。人の命を助け一生懸命に働いている姿に憧れを抱き、去年まで漠然と看護師になりたいと思っていた。しかし、慶應大学に出会って変わった。今日まであらゆる方法で慶應大学を知り、それによって今まで見えなかった将来の構想と向き合うことが出来た。憧れであった慶應大学から、絶対に慶應大学という思いにさせたのは3つの体験からである。1つは、私が考えていた大学というものを根本から覆した慶早戦である。無論大きいキャンパスの中で横の繋がりを築く事は大事だが、縦の繋がりにも重要視しているところに魅力を感じた。2つ目はOCで出会った塾生の志の高さ、慶應大学への満足度の高さである。それぞれがしっかりとした将来の構想を持ち、それに向かって努力していた。中には看護師ではなく起業を考えている人もいた。逆に教授に尋ねると、それぞれ自由だと答えた。このように自由に自分が進みたい道に進める大学だからこそ、様々な志を持った人が集まり、高め合えるのだと実感した。そして、手厚いサポートをしてくださる先生方がたくさんいる事も魅力の1つである。3つ目は、他学部の講義を受講出来き、療系三学部合同教育があることである。総合大学ならではの魅力はここにあると考える。講義入門の際、私は看護・医・薬学部を受講した。それまでチーム医療がどのような面で役立つのか分からなかった私にとっては、本質を見ることが出来た。特に医学部の講義には感銘を受けた。そして、この人たちと学び将来は医療界で活躍したいと思った。また、他学部の講義を受けることで、様々な角度から看護や医療について見ることが出来、視野が広がるのではないかと思った。
こうした慶應大学で、私は心理学を深く学びたいと考えている。患者は全てが目に見える病を持っているとは限らない。心のケアが必要な人も患者であり、それは受診に来る本人だけではなく、周りにいる家族等にも目を向けるべきである。
800字指定なのですが、100字程度多くなってしまいました。
省いていい部分はどこですか?
内容的に思いは伝わっていますか?