医学部編入志望理由書 質問者/太郎

◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/22歳・大学4年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/医学部編入の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/国立大学
◎チェックしてほしい文章/
私は粒子ビーム工学を専攻する○○大学の学部4回生である。高校では物理が好きでもっと物理学を学びたいという思いで物理工学科に入学した。物理・化学の全般に興味を持ち、特に原子物理学・量子力学・放射線物理学を意欲的に学習し原子核工学を専攻するに至った。また、学習に励むのと同時にバーテンダーやホテルの配膳人のアルバイトで主にサービスについて学び、経験を積んだ。
上回生になると放射線医学物理に興味を持つようになった。研究所で実際の患者治療を初めて見学した際、患者本人やご家族の不安な表情を目の当たりにして自分に何ができるのかを真剣に考えるようになった。そして自分自身が医師となり今持つ知識や経験を活かし、実際に一人でも多くの人命を救うという形で地域や社会に貢献したいという気持ちが芽生え、日に日にその気持ちが大きくなり医師を目指している。
アルバイト経験で、お客様が何を考えているか、何を望んでいるかということを考え察知する能力を身につけた。この能力を活かし私は患者の痛み・辛さを理解することが出来る医師になりたい。病気の症状を機械的に治すことが医師の使命ではなく、患者に耳を傾け正面から向き合うことによって患者のトータルペインを心から理解し、メンタルのサポートも行うことが重要であると考えるからだ。
また、大学では自然科学全般の幅広いバックグラウンドを築き上げ、様々な視点から物事や状況を捉えることができる資質を身につけた。そこで得られた知識や経験を活かし放射線科に進み、放射線治療や核医学、特に放射線がん治療に携わり国際的に通用する知識・技能を持つ医師になりたい。
私は「国際的に通用する高度の研究と医療を通し?て、医学およひ?看護学の発展を図り、地域社会さらには広く人類の福祉に寄与する」という貴学の教育理念に深く共感し、自分の目指す医師像が実現できると考え、貴学の医学部学士編入に志望した。

◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/志望理由書として成立しているか。小論文でご法度とされることをしていないか。日本語がおかしい部分はないか。
◎質問したい事柄/全体的な構成としては①自己紹介、経歴紹介②医学部を目指すようになったきっかけ③なりたい医師像、その医師像に自分の経歴がどう活きるか④その大学を選んだ理由 ですが、より良い構成があるならば教えていただきたいです。

“医学部編入志望理由書 質問者/太郎” への1件の返信

  1. 管理人回答:構成などどうでもよいことです。

    大学側の要求が正確に判りませんので、多少、的外れになるかも知れませんが。

    >全体的な構成としては~~~
    →タイトル通り、構成などどうでもよいことです。医学部編入を志望する理由を書けと言われているなら、それを書くまでであって、おっしゃるような要素がそれに必要だと考えるなら、そう書けばいいのです。順序も、どんな要素を書くかによって変わるでしょう。
    そもそも約束事だとか決まり事だとかを考えること自体、おかしいのです。管理人は、一般論として、おっしゃるような要素が必ず必要だとは思いません。
    まして、将来の抱負を書けという指示がないなら、それを書くのは的外れということになり兼ねません。もちろん、そういう抱負を実現したいというのが大きな理由だというなら、それでいいでしょうが、それが判るような書き方をすべきです。「~理解することが出来る医師になりたい。」「~国際的に通用する知識・技能を持つ医師になりたい。」と抱負あるいは希望を述べるだけでは説明不足でしょう。

    >志望理由書として成立しているか。
    →一応、成立していますが、志望理由があまりに薄っぺらです。それなりの覚悟を持って物理工学科に入学し、それなりに一生懸命勉強してきたようなことが書いてある訳ですから、それを翻して医学部に入りたい、医師をめざしたいというのなら、それ相応のインパクトのある、あるいは説得力のある理由が必要でしょう。
    しかし、書いてあるのは研究所で実際の患者治療を見学して、患者や家族の不安な表情を目の当たりにしてウンヌンという、簡単な話だけです。具体性も足りず、まったく説得力がありません。

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