大学生海外派遣プログラム応募志望理由 質問者/:::

◎質問者(文章執筆者)の性別/女性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/大学一年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/海外派遣プログラムの志望動機
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/内閣府の次世代グローバルユースリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」
◎チェックしてほしい文章/志望理由書の前半です。字数が1200字以内と厳しく、さらに文字数を削る必要があります。書くべき内容は①事業の中で何をしたいか②帰国後どうするかです。

私は将来国際機関で、児童労働の撲滅、あるいは紛争調停の分野でリーダーシップを発揮したいと思っている。そのために今回このプログラムに参加して得たいと思うことは3つある。
まずリーダーシップセミナーを通して自分の目指すべきリーダーシップのイメージを固めたいと思う。私は今まで2種類のリーダー像を見てきた。1つ目は、自らは前に出ずに活発な議論を促進し、ボトムアップを重視するリーダー。2つ目は自身の努力、能力で周囲を圧倒し、トップダウンで物事を進めるリーダーである。私は高校・大学で文化祭の責任者になったとき、常に前者であろうとしてきたが、非効率的だったこともあった。一方後者のリーダーの下で働くとき、私は当事者意識を持てずやる気が出なかった。均質と言われる日本人同士でもまとめるのは難しいのに、将来私は文化的背景がまったく違う同僚とともに働き、まとめる立場になろうとしている。その時、このプログラムで様々な国の学生のリーダー像を聞いて自分なりのリーダー像を固めたり、意見をぶつけたりする経験は必ず役に立つだろう。

◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/「異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図り、社会の各分野において活躍するリーダーを育てるためのセミナー等を行う」そうなので、多国籍の若者との議論を通して自分の目指すモデルを見つけたい、ということと、プログラムの環境は将来の夢である国際機関に似ているので、自分の糧になるということを1つ目の理由に盛り込みたかったのですが、現状説明が長すぎて、プログラムでしたいことの内容が薄い気がしています。しかし、前半の現状説明で自分がいかにリーダーシップを真面目に考えているかをアピールしているつもりなので、バッサリ削ることもできないでいます。全体であと100字ほど削らなくてはならず、一番自信のないこの段落に対して、コメントを頂きたいです。ご多忙とは思いますが、よろしくお願いいたします。

“大学生海外派遣プログラム応募志望理由 質問者/:::” への7件の返信

  1. 管理人回答:まともな回答はできません。

    まず、管理人はそのプログラムの内容、どういう事業がいつどこで、どのような形で実施されるのかを知りませんから、お書きの内容を適切に評価することは、ほとんどできません。また、論文の一部だけを示していただく形ですが、この点でも同じことがいえます。
    最後に補足説明らしきことがありますが、それ自体、よく理解できません。たとえば「現状説明」とは何を指しているのか、まったく不明です。何が現状なのでしょう?
    それで、さらに短くしたいが、どうすればよいか?という質問ですから、余計にまともな回答はできません。

    そういうことを踏まえたうえで、仕方ないので、管理人が考える短縮例を示しておきます。

    私は将来国際機関で、児童労働撲滅などのあるいは紛争調停の分野でリーダーシップを発揮したいと思っている。そのために今回このプログラムに参加して得たいと思うことは3つある。
    まずリーダーシップセミナーを通して自分の目指すべきリーダーシップのイメージを固めたいと思う。私が知るリーダー像は2つであるは今まで2種類のリーダー像を見てきた。1つ目は、自らは前に出ずに活発な議論を促進し、ボトムアップを重視するリーダー。2つ目は自身の努力、能力で周囲を牽引圧倒し、トップダウンで物事を進めるリーダーである。私は高校・大学で文化祭の責任者を務めた際になったとき、常に前者をめざしたであろうとしてきが、非効率的だったこともあった。一方後者のリーダーの下で働くとき、私は当事者意識を持てずやる気が出なかった。均質と言われる日本人同士でもまとめるのは難しいのに、将来私は文化的背景がまったく違う同僚とともに働き、まとめる立場になろうとしている。その時、このプログラムで様々な国の学生のリーダー像を聞いて自分なりのリーダー像を探り固めたり、意見を交わすぶつけたりする経験は必ず役に立つだろう。

    58字ほど削れました。

  2. お忙しいにも拘わらず素早いご回答、丁寧な添削誠にありがとうございます。
    このプログラムは10か国ほどの若者が、リーダーシップや個人が興味のあるセクションでの議論をしながら船で共同生活をするというものです。将来各分野でリーダーとなる人材の育成を目標としているので、リーダーシップに対する関心をアピールする必要があるのではないかと思っています。

    質問の補足説明での「現状説明」という言葉の意味は、プログラムに参加する前の自分の考えの説明ということを意図していました。プログラムに参加する前はリーダー像を2つ持っていたが、どちらもうまくいっていない。だからプログラムで新しい理想像を見つけたい、とつながるのですが、求められている内容はプログラムで何をしたいかであって、したいことの理由をつらつら書くのは字数的に無駄なのかなと思っています。ただ、自分が例えば文化祭でリーダーになった経験があるというアピールポイントは「現状説明」のところにしか入れられないので削るのももったいないかなと迷っている状況です。ですので、プログラムでしたいこと(最後から3行目「その時~)をもっと詳しく書くべきなのか、このままでよいのかをアドバイスいただければと思います。

    そしてワンポイントアドバイスとのことでしたので、最も自信のない部分のみお示ししたのですが、その続きを参考までに載せさせていただきます。長文申し訳ありません。続きの部分ももしよろしければ削れるところアドバイスをいただければと思います。

    次に世界各国の若者と本音で語り合える友情を築きたい。私は昨年の夏、ソウル大学の学生と2週間合宿をしながら交流するプログラムに参加した。日韓関係は今もなお冷え込んでいるが、私たちは対立している歴史問題でも本音で議論しあった。それができたのは学生同士であるからだ。将来組織に入ってしまえば、自身の地位に発言を規定されてしまい、本音で語り合うことはできない。そのため、学生のうちにこのプログラムで世界中の若者と本音をぶつけ合える関係を作り、将来の国家間の友好にも寄与したい。
    最後に「異文化理解」を理解したい。冒頭で述べた通り、私の将来携わりたい分野は児童労働と紛争解決である。特に児童労働の分野で一番のジレンマはその地域の慣習を悪とみなし、「改善」してもよいのかということだ。例えばインドの貧しい地域では子供が家族のために働くのは古くからの慣習である。しかし、それを慣習で片づけ、何もしないことは果たして子供にとって一番よいことなのか。私は、古い文化に固執することに意味を感じないし、多種の文化が交流することで新たな文化を作り上げていくべきだと思う。しかし、長年親しんできた慣習を変えることに対する抵抗感があるのも理解している。そのため、私は異文化理解のコースに所属して、相手の文化を尊重しながらも、新しい提案をしていくにはどうすればよいのかを考えたい。また、私の意見ももちろん日本で過ごした背景に影響され、絶対的に正しいわけではないと思うので、様々なバックグラウンドを持った人の意見を聞いてみたい。そして、海外研修では実際に将来働くかもしれないインドやスリランカの人々と交流し、彼らの文化や考え方を肌で感じたい。
    このように3つのやりたいことを書いてきたが、このプログラムに参加した後は、学んだリーダーシップ、多様な考え方、そして「異文化理解」への理解を武器にNGOのインターンシップに参加しようと考えている。そして自分の夢の具体的なイメージと自分の課題を見つけて夢の実現に向けて歩みを進めて行きたい。

  3. 管理人回答:なぜ先方からの問いを素直に読まないのですか?

    管理人として言えることは、タイトルのとおりです。
    ①事業の中で何をしたいか②帰国後どうするかを書けと指示されているなら、素直にそれを書くべきでしょう。妙に深読みして、「アピールする」などということを考えるから、収拾がつかなくなるのです。
    そもそも、問われてもいないことを書いて、先方から評価されるとお考えなのですか?もちろん、問いに対する答えとご自分のアピールなるものを兼用させようという考えは理解できないわけではありませんが、そのために文章がまとまりのない、意味不明のものになっては本末転倒でしょう。
    短くするという話に限って、もう少しだけ管理人が考える処理をしてみます。

    次に世界各国の若者と本音で語り合える友情を築きたい。私は昨年の夏、ソウル大学の学生と2週間合宿をしながら交流するプログラムに参加した。日韓関係は今もなお冷え込んでいるが、私たちは対立している歴史問題も本音で議論しあった。それができたのは学生同士であるからできたことだ。将来組織に入ってしまえば、自身の地位に発言は制約されを規定されてしまい、本音で語り合うことはできない。そのため、学生のうちにこのプログラムで世界中の若者と本音をぶつけ合える関係を作り、将来の国家間の友好にも寄与したい。

  4. 第2段落を書き直しました。後半も推敲して1178字まで削れました。ありがとうございます。最後に熱意が伝わるか、読んでいただいてもよろしいでしょうか。

     私は将来国際機関で、児童労働撲滅などの分野でリーダーシップを発揮したい。そのために今回このプログラムに参加して得たいことは3つある。
     まずリーダーシップセミナーを通して国際社会で求められるリーダーシップのイメージを固めたい。私が高校、大学で文化祭の責任者を務めたときは、自らは前に出ずに活発な議論を促進し、ボトムアップを重視するリーダーであろうとしたが、時間がかかり、非効率的なこともあった。均質な日本人同士でもうまくいっていないのに、私は文化的背景がまったく違う同僚とともに働き、まとめる立場になろうとしている。だから、私はプログラムでの議論で多国籍の若者の意見を聞いて、どういうリーダー像が求められているのかを知りたい。また、議論のメンバーも多国籍で、将来の職場環境にとても似ているので、その環境で議論を引っ張る存在になり、リーダーシップを発揮することを試みたい。
    次に世界各国の若者と本音で語り合える友情を築きたい。私は昨年の夏、ソウル大学の学生と2週間の合宿、交流をするプログラムに参加した。日韓関係は今冷え込んでいるが、私たちは対立する歴史問題も本音で議論した。それは学生同士であるからできたことだ。将来組織に入れば、発言を制約されてしまい、本音では語り合えない。学生のうちにこのプログラムで世界中の若者と本音をぶつけ合える関係を作り、将来の国家間の友好にも寄与したい。
    最後に「異文化理解」を理解したい。冒頭で述べた通り、将来携わりたい分野は児童労働である。特に児童労働の分野でのジレンマはその地域の慣習を悪とみなし、「改善」してよいのか、ということだ。例えばインドの貧しい地域では、子供が家族のために働くのは古くからの慣習である。しかし、それを慣習で片づけ、何もしないことは果たして子供にとって一番よいことなのか。私は、古い文化に固執することに意味を感じないし、多種の文化が交流することで新たな文化を作り上げていくべきだと思う。しかし、長年親しんできた慣習を変えることに抵抗感があるのも理解している。そのため、私は異文化理解のコースに所属して、相手の文化を尊重しながらも、新しい提案をしていく方法を考えたい。また私の意見も、もちろん日本で過ごした背景に影響され、絶対的に正しいわけではないので、様々なバックグラウンドを持った人の意見を聞いてみたい。そして、海外研修では実際に将来働くかもしれないインドやスリランカの人々と交流し、彼らの文化や考え方を肌で感じたい。
    このように3つのやりたいことを書いてきたが、このプログラムに参加した後は、学んだリーダーシップ、多様な考え方、そして「異文化理解」への理解を武器にNGOのインターンシップに参加しようと考えている。そして自分の夢の具体的なイメージと自分の課題を見つけて、夢の実現に向けて歩みを進めて行きたい。

  5. 管理人回答:疑問です。

    >最後に熱意が伝わるか、読んでいただいてもよろしいでしょうか。 
    ⇒管理人はいつも言うことですが、熱意などというものは文章表現でどうこうできるものではないと考えています。熱意というのは、自分が目的に向かってどう行動してきたか、真剣に何を考えてきたかという「事実」でしか語れません。あとは、それを明快に論理的に表現するだけです。目的に向かって何も行動もせず、真剣に考えても来なかった人が、こうした文章を書く段になって文章表現で何とかしようとしても無駄です。決してあなたがそうだというのではありません。むしろ、あなたはこれまでも自分の将来希望の実現に向けて努力をしてきたようですから、その意味で熱意は伝わるはずです。
    そういうことを踏まえた上で。

    そもそも、児童労働という重い深刻な問題に取り組んでそれをなくしたいという希望と、自分のリーダーシップ育成を兼ねて語ろうということ自体、その姿勢に疑問を感じます。児童労働の問題についての記述も3番目に来ているのですから、児童労働問題を軽く考えていて、何か自分自身の発展の手段とでも考えているのかという印象です。その児童労働の問題に関しても、これは国連機関などでもほぼ絶対悪だと結論されていることでしょう。それなのに、現地の慣習があるなどという話を持ち出し、それとの関係で「異文化理解」を「理解」したいなどという話になっているのは、とうてい納得できる論旨ではないと感じます。あえて≪「異文化理解」を「理解」≫するという表現をする理由があるなら、それが判るように書くべきでしょう。
    文章そのものも、「将来携わりたい分野は児童労働である。」などデタラメです。これでは児童労働を推進したいのか?という突っ込みを入れられてしまうでしょう。

  6. 素早く、親身に対応して頂き、本当にありがとうございました。
    今日までに送らなければならなかったので、頂いたアドバイスをもとに児童労働の話を一番始めに持って行き、内容を「慣習として受け入れられてきた児童労働を撲滅させるためには、『悪』だと訴えるだけではダメなので、現地の文化を尊重しつつ社会を変えるにはどうすればよいか考えたい。そのために異文化理解コースで様々な人と議論し、また実際に海外研修でインドの生の声を聞きたい。」にして送りました。
    添削して頂いたことで、意図した通りの考えが伝わるシンプルなものになったと思います。
    重ね重ねありがとうございました。

  7. 選考通りました!

    先日結果が届き、書類選考を通過しました。大学生になるともう志望動機書を添削してくれる人などおらず、管理人様の客観的な添削はとてもありがたかったです。ここで添削していただかなければ通過はなかったと思うので、本当に感謝しています。
    次は二次選考で小論文があるので、また添削をお願いするかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。このたびは本当にありがとうございました。

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