サービス見本3 個人別模範文例/Q&A式代筆

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ある企業の役員に就任なさった方が、経営関連の知識修得のため某大学大学院MBAコースに入学を希望した際、大学院側から提出を求められた志望理由書を想定しました。

■大学院側の課題文■
「所属する組織の現状や取組み課題、将来展望について述べ、本大学院のMBAコースにおける学習が、その目的に合致していると考える理由を記入してください。」

代筆サービスが作成した文章(質問と回答のやり取りは省略)

 私は現在、IT関連業界向けのアウトソーシング事業を中核に、人材派遣業やいわゆるヘッドハンティング事業などの人材ビジネス業も展開する上場企業で、業務部長を務めている。大学卒業後、大手電機メーカー勤務を経て、1993年にグループ企業のひとつに入社。企画開発業務やM&Aによる関東支社立上げなどを手がけ、このほど取締役就任が決まった。
 周知の通り、自由化・国際化・ボーダーレス化という大競争時代を迎え、またバブル崩壊という厳しい経済環境を受けて、人材派遣業や業務請負業、あるいは就職斡旋・支援業は、急速な発展を遂げてきた。しかし、こうした業界は今、成熟期に差し掛かりつつある。大手による寡占化が進む一方で、派遣・請負分野の専業化や細分化という、二極化が進行しており、弊社も今後の経営で非常に困難な舵取りを強いられる状況にある。
 元来、この業界は(1)参入障壁の低さ (2)それによる過当競争やコストダウン競争の起きやすさ (3)他社との差別化の困難さ(4)職業意識の変化や出生率低下による人材確保の困難さ(5)保有(登録)する人材の正社員希望 といった本質的課題を抱えている。加えて、顧客企業側の思惑による社会保険未加入の温床になりやすいなどグレーゾーンもあり、これに対処するための派遣業法改正など、法規制の厳格化といった克服課題も出てきている。
 もともと顧客企業でやっていた業務を、第三者組織が加わって行なう訳であるから、その遂行には、非常に厳格な業務管理や徹底した合理化、そして何より的確な顧客選定・業界選定など高度な経営判断力が要求される事業である。これまでは、言わば社会経済の急激な変化という追い風に乗ってやってきたが、今後は弊社もいよいよ正念場を迎える。そういう時期の、自分の取締役就任である。
 こうした状況に至って、改めて自分自身を見つめ直してみると、私は愕然たる気持ちになった。恥ずかしい話だが、追い風に乗ってやってきたこの業界や弊社同様、私自身も、これまでは企業経営一般に関する体系だった知識もなく、ましてやこの厳しい業界で弊社の生き残りをリードするだけの高度な経営判断、その基礎となる知識や技能を持ち合わせていないことに気付いたのだ。その時々に与えられた業務をこなすのが精一杯で、ほとんど経験則だけを頼りにやって来た、と言ってもよいだろう。
 今や、それだけでやっていけないことは明らかである。自分の立場はもちろん、企業・業界としても、社会経済全般に関する確かな認識、企業活動を規制する法制度の理解、金融自由化時代にふさわしい財務能力、人材調達や人材育成のノウハウなど、近代的な経営学の知識と先進的なスキルが不可欠だと痛感した。
 そうしたことが学べる教育機関を探し求めた結果、私は貴学大学院がもっとも自分に適していると判断した。現実のビジネスでの知識の活用を徹底的に追求する教育理念はもちろん、財務・会計からマーケティング、経営戦略などの基礎科目、また専門分野では組織変革論や企業倫理とコンプライアンス経営といった科目に、とくに興味を覚えている。仕事を持つ身として、平日の夜および土日に、会社から近い場所で受講可能という条件も志望動機のひとつである。
 志望するのはMBAコースであるが、私は決してMBA資格自体が目的ではない。取得できればそれに越したことはないが、最大の目的は現実のビジネスで活用できる知識や技能の修得だ。ぜひ、入学を許可いただくようお願いする次第である。